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BLOG 2020/08/28
ウェットゲージ

工務部の向井です。

現在、安佐北区にある歩道橋の補修工事をしています。

この歩道橋は、塗替えをしてから25年経っています。
25年前の塗装には、現在は有害物質となっている鉛や塩化ビフェニル(PCB)が含まれた塗料を使っている場合があります。
こちらの歩道橋にも含まれており、今後の環境保全のためにも、まずは除去する必要がありました。

”塗膜”と呼ばれる塗装の膜を完全に除去した後に、塗り直します。
歩道橋のような鉄で出来ているものは、錆びて劣化しないために”塗膜”の厚み(塗膜厚)に指定があります。

0ミクロンになった”塗膜厚”から250ミクロンまで塗り重ねる必要があります。
250ミクロンは、身近な単位に換算すると、0.25㎜ですが、薄くて想像がつきにくいですね(笑)
髪の毛が大体、0.08㎜くらいと言われているので3倍くらいですね‥‥

一見、薄すぎ!!と思われるかもしれませんが、250ミクロンを塗料のような液体で、確保しようとすると、6回塗り重ねる必要があります。

乾いた時に、規定値以上の”塗膜厚”が確保出来ているか、塗膜厚計で小まめに計って行くのですが、塗り立て直後に確認する方法もあります。

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ウェットゲージと呼ばれる道具を使用します。

塗り立て直後の場所に対して、垂直に当てて、該当する数字の凸凹部分に塗料がつけば、乾いたときに”塗膜厚”が確保できます。

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【1㎡辺りに何㎏塗れば、〇ミクロンが確保できる】
というのは、全国共通の工事の教科書に載っています。

その数字が確立するまでに、何度も試験した人たちの努力を考えると、感動しました。
先人達に恥じない現場管理をしたいものです!