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2019/10/29
手書きで
私事ながら、今月は私の両親の58回目の結婚記念日のある月だ。
先日、前倒しでささやかなお祝いの宴を開いた。
お祝いの贈り物に、父へクロス社のボールペンを、母へカジュアルなネックレスを妻と選んだ。
クロスはアメリカの会社で、そのペンは前米国大統領のオバマ氏が愛用していることでも有名である。
80代後半の父は、今でもパソコンで手紙やメールを打つし、恥ずかしながら私よりずっと達筆だ。
クロスのボールペンを、持ちやすく疲れにくいと大変喜んでくれた。
話はかなり遡るが、私が設計事務所に在籍していたころ、ボールペンよりもっぱら、製図用のシャープペンシルを使うことが多かった。
当時、ぺんてる社が質の良いシャープペンシルを作りだしたころで、私も、先輩が使っていた1000~1200円くらいするぺんてるに投資していた。
しかし、そそっかしい私は、すぐにどこかになくしてしまう。
今は、値段の割に書き味の良い、300円ほどのパイロット0.7~0.9mmシャープで満足している。メモを取るのも、数字を書き取るのも、太い方が使いやすいと感じる。
今はスマホやパソコンなどでの文字入力が増え、手書きすることがかなり減った。
それでも、下手な字でも、お気に入りのペンorシャープペンシルで、何かを一生懸命書くと、電子機器では得られない気持ちの落ち着きを感じる。
愛着のある自分の字を見て安心するのかもしれない。
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