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BLOG 2020/07/01
<建築探訪~畑の下のラボラトリー~>

サンダル買おっかなっ!設計部のHOです。

自粛により息子のフラストレーションがピークに達してきたので、久々に外出しました。イオンに行くのも芸がないので最近中々行けてなかった趣味だったはずの建築探訪を家族で決行しました。今回は、著書「恋する建築」で有名なNAP建築設計事務所の中村拓志さんの手掛けた「IROHA village」に行ってきました。

昔、同設計のRibbon Chapel(尾道)Dancing Trees, Singing Birds(東京)も見にいきましたが、絵本の世界観を具現化した感じが愛らしく恋しちゃいそうになったのを思い出します。

ショップ&カフェ棟と全面に広がる農園
Photography by HO

もみじまんじゅうで知られる創業90年以上も続く老舗〈藤い屋〉の複合施設、工場棟とショップ&カフェ棟が平行して建ち、その周りを畑が取り囲んでいます。
もみじまんじゅうの、素材が育つところから工場で焼きあがるまでお菓子づくりの全てを体感することをコンセプトにしているもみじ饅頭の研究所こそ、このIROHA villageです。


畑の一部を持ち上げた感じがスンバラシイ!後、収穫した?小麦を天日干ししてカーテンにしてるのが粋だな~
Photography by HO


畑に囲まれたショップスペース。グルリと回った腰壁により畑の中にいるみたい。
Photography by HO


菓子工房でもみじまんじゅうの生産過程が楽しめます。
Photography by HO

二年前にOPENした時も見に行きましたがまだ緑が根付いてなかったので畑の中に建つcafeという印象でした。久々に訪れると畑も屋根のハーブ園も彩り、畑の一部を切り取り持ち上げた形状の佇まいにあたかも畑の中に潜りこんだような感覚になります。恐らく設計の意図どおり農業と建築が畑を通して緩やかに溶け合い、畑と同じ目線で見る事ができる建物だなと思います。秋口とかに行くと畑が黄金色になったりと時間によって刻々と表情を変えていく予想のできない現象を建築を通して楽しめそうです。これだけ大胆な事をしておきながら、建築を脇役として背景の魅力を引き出し一つの風景としている秀逸な作品です。

ちなみに工場では、焼きたてのもみじ饅頭も味わうことができますので子供にとっては建築なんかどうでもいいみたいなので、家族でリフレッシュしたいときや、自然を感じたいときに、おススメです。

 

〈IROHA village〉
広島県広島市佐伯区五日市港2-1-1

 

see you!—-